CoSTEP関係者,北海道大学の学生等が中心となって北海道大学病院へ出前授業をしています。その活動ノートです。

2006年2月22日水曜日

おみやげパズル

過去の報告に関連する事柄なので過去の日付で投稿しています
2006年2月,3月に行なった,北海道がんセンター,北大病院院内学級での話のときに配ったおみやげの立体パズルです。
3枚の筒状のパーツをうまく回転させて組み立てると,六面が同じ絵の立方体が出来上がります。
ちなみに絵はラクトコッカス(プロバイオティクスの紙芝居と関連),氷河上にやってきた飛行機と物資(氷河のスライドショーと関連)でした。
子供たちに大好評,もしかしたら本編よりも受けていたかも知れません。
CoSTEPを一緒に受講していたMOさんが製作してくれました。

以前の報告:氷河のはなし

※このBlogを立ち上げる以前に行なったイベントについては過去の日付で投稿しています。

私(kanamori)が大学院で研究対象としている氷河を題材に何度か話をしました。
中心は実際の氷河調査で撮られた写真のスライドショー,
寒冷地の調査で使う防寒着の試着,
それから南極の氷を実際にみて触ってもらいました。

使ったスライドから一部紹介;


氷河が生まれるからなくなるまで



固い氷が川のように流れるのは想像しにくいかもしれません。
非常にゆっくりですが蜂蜜のように形をかえて流れていきます。

#他,底面がすべったり,氷河の底にあるドロの部分が変形して流れたりもしますが,ここでは割愛

話の内容は,
■氷河はどんなところに出来るのか?
■氷河が生まれてから消えるまで
■氷コア掘削の仕事
■日本にも氷河はあった?
等々。

トナカイやくまのプーさんのパペットに話の聞き手役,つっこみ役をお願いしたりもしました。

トナカイのTony.
中の人はCoSTEPを同期で受講していたKTさん。
くまのプーさんはプロバイオティクスの紙芝居でも活躍したYSさんが担当してくれました。

#行なった日程
2006年2月:北海道がんセンターにて
2006年2月,5月:北海道大学病院院内学級にて
2007年5月:北海道大学病院院内学級にて

以前の報告:プロバイオティクスの紙芝居

※このBlogを立ち上げる以前に行なったイベントについては過去の日付で投稿しています。

病院への出前授業の企画,当初はサイエンスに関連する紙芝居を作ろうと考えていました。
-病床の子供たちにもサイエンスの話を届けられる
-製作者や専門家でなくても気軽に読みきかせてもらえる
というメリットを重視したからです。

この企画に賛同してくれたCoSTEP受講生*(当時)のヤギさんが,自身が専門とされていたプロバイオティクスの紙芝居を製作,講演しました。
*CoSTEP:北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/



#ヤギさんのblog
http://yagilog.jugem.jp/

メインの読み手を務めたのは同じくCoSTEPを受講していたYSさん。
ヤギさんの手書きによる可愛らしい絵,それから
プロバイオティクスマンに変身したヤギさんとYSさんの楽しい掛け合いがポイントです。


#練習風景

この紙芝居は2006年2月に北海道がんセンターで,同3月に北海道大学付属病院の院内学級で講演されました。
読売新聞の教育ルネサンスにも取り上げられました。
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伸ばす科学の力(12)
病院で「最前線」紙芝居
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060315us41.htm
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発酵食品や腸内細菌の話が出てくるため,病院で講演するには
食事制限のある子がいたりする場合に配慮が必要です。
そのあたりで若干苦労がありました。

■もしこの紙芝居に興味のある方がおられましたら,サイドメニューにあるkanamoriのプロフィールからkanamori宛に連絡をください。貸し出し等,相談にのれます。